アウクスブルクの観光地

建築物/会議場
コングレス アムパーク(Kongress am Park)/高層ホテル (Hotelturm)
1970年代初頭、町の南に位置するヴィッテルスバッハ公園に目を引くコンクリートの高層ホテルと隣接地にコングレスハレ(会議場)が建てられた。最新の技術と設備によって改築されたコングレスハレは会議場としてだけでなく、コンサートやコメディなどのイベント会場としても使われている。
産業のモニュメント/博物館
tim/州立アウクスブルク繊維産業博物館 (Staatliches Textil- und Industriemuseum Augsburg)
独自の織物業、紡績機、ファッションの歴史キャットウォークの展示などを見る事のできる州立アウクスブルク繊維産業博物館(tim)は、1840年から20世紀後半までの間、アウクスブルクがヨーロッパにおいて繊維産業の重要拠点だったことを伝えている。この博物館はバイエルン州で最も初期に創業した繊維工場の中に位置している。
建築術/シアター
クアハウス劇場 (Kurhaustheater Göggingen)
1886年にジーン・ケラーによってゲッギンゲンにヘッシング整形外科の療養所が建てられた。温室植物園を有するこの施設は、鉄材、ガラス、鋳鉄を用いて建設され、建物全体に光が差し込む構造になっている。この建物はエンジニア建築術を象徴したモニュメントである。19世紀後半に建造されたこのマルチファンクションシアターは、現在では公園の中にある劇場となっている。
産業文化/ミュージアム
ガラス宮殿 (Glaspalast)
ガラス宮殿内にあるヴァルター美術館はドイツ最大の個人収集による美術館である。200あまりの異なったスタイルの芸術家による数百点に上る作品が収蔵されている。6000平方メートルにもおよぶ敷地内には、ペンク、マーカス・ルペルツ、ゲオルグ・バゼリッツ、ガラス芸術家のエギディオ・コンスタンティンの作品を見る事が出来る。同じ建物の中にはH2現代美術センターと州立近代美術絵画館もある。
建築術/アールヌーボー
聖心教会 (Herz-Jesu-Kirche Augsburg-Pfersee)
カトリック教区教会 Herz Jesuは南ドイツで最も大きなアールヌーボーの教会として1910年に献堂された。教会の内部は一見の価値がある。
植物
アウクスブルク植物園 (Botanischer Garten Augsburg- Spickel)
アウクスブルク植物園は1936年に動物園に隣接して建てられた。10ヘクタールにも及ぶ施設は一年中開館している。見どころは、 “温室の植物の世界”、日本庭園、春に咲き誇るチューリップである。テーマ別にローマガーデン、ファーマーズガーデン、ハーブガーデン、ウォーターガーデンなどがある。
動物
アウクスブルク動物園 (Zoo Augsburg-Spickel)
1937年に建てられたアウクスブルク動物園は22ヘクタール、250種類1500頭の動物を飼育している。見どころは、中央アフリカ地帯のパノラマ、肉食獣の家など。近年一部施設も新しくなっている。
産業文化/博物館
給水施設 (Wasserwerk am Hochablass)
1878年~79年頃、新ルネサンス建築がアウクスブルクでも始まり、町の中心へ飲み水の供給が開始された。この給水施設はヨーロッパ全土の技術を取り入れ建造された。プランジャーポンプとベッセルはアウクスブルクで作られた。この施設は、世界遺産である「アウクスブルクの水利システム」において重要な拠点の一つとなっている。
建築術/スポーツ
アイスカナルのオリンピック・カヌースラローム会場 
1972年のミュンヘン、アウクスブルク、キールで開催された夏季オリンピックに際して世界初の人工カヌースラローム会場がアウクスブルクのアイスカナルに造られた。今日まで多くの国際大会の競技場として使用されれているこの施設は、ミュンヘンのオリンピックパークをもとに設計された。